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安い業者は良心的で、高い業者は悪徳なのか?

防水工事をしてもらう中で1番嫌なことは”手抜き”です。
建築工事は、どうしても素人に分かりづらい事と出来上がってしまった後からでは見ても良く分からない事もあります。

 

 

値段ばかりを気にしていると手抜きをされる可能性が高い!

 

最近では、一度に数社から見積もりが取れる便利なサイトがありますが、書いてあることは決まって「値段」の事ばかりです。

 

実際、そのような便利なサイトや、見積もり発注系のサイトを運営している人は建築のプロでも防水のプロでもありません。
インターネットのプロが集客をしているだけの事なので、防水の素人が、さも値段が安い方が良いと訴えているだけです。

 

 

値段安い = 善   値段高い = 悪

 

 

値段ばかりを気にするように仕向けて手数料を儲けているだけです。

 

 

では、値段が高い方が良いのかというと、そうではなく判断基準が値段だけというのがそもそもの間違いなのです。

 

 

工事の品質を重要視しないのはトラブルのもとですから、是非このサイトを見ているあなたは、安物買いの銭失いをしないようにしてください。

 

 

実は手抜きをすれば、値段は安くなります
ですから、値段を安くして集客をする業者はあると思います。
工事の概要すら知らない素人を値段で釣る事は、とても簡単な事ですから、こっちが安い、あっちが安いと巧に消費者の心理に付け込んでくる訳です。

 

 

では、手抜きをされないためには、どうすれば良いでしょうか?

 

心配ご無用です。
手抜きをされない方法を伝授いたしますので、
防水工事を業者に依頼しようと思っている方は、是非試してみてください。

業者に手抜きをされない方法とは?

手抜きをされない方法をお教えする前に、手抜きとはどういうものなのか考えてみたいと思います。
手抜きについて理解してもらった上で
手抜き工事を防止する方法もお教えしますので、是非参考にしてください。

 

 

手抜き工事に当たるのはこの2つです。

<手抜きの2パターン>

 

1つ目は、規定量の材料を使用しない。
2つ目は、必要な工事の工程を省く。

 

材料と工程を省く事で、確実に工事価格を安くできるので、安いからといって大喜びするのは間違いってことです。

 

では、

 

どうやって、この2つを見抜くのか?
知りたいと思いませんか?

 

今から、材料を規定量きちんと使ってもらう方法
必要な工程をきっちりやってもらう方法を伝授いたしますね。

 

 

<手抜きをされない対策1>

 

◎防水工事の見積もりを取った時に、使用する材料のカタログを貰ってください。

 

その時、カタログをくれない業者は外しても良いと思います。
防水材料のメーカーではカタログを出していますし、今は殆どのメーカーでインターネットでカタログをダウンロードできますから難しい事ではないのです。

 

なのにカタログをくれない業者は、省いてもかまわないのではないでしょうか。
平屋根、ビルの防水工事となれば、それ相当の工事代金が発生しますので、しっかりと説明してくれる業者が良心的です。

 

 

防水材メーカーが施工法を確立している

 

カタログには、材料そのものの特徴や概要が書いてあるのはもちろんの事、施工法や施工手順が載っています。
防水材メーカーは、独自の工法を確立していますので工事業者はそのメーカーの施工法通りに工事をしているのです。

 

 

防水工事は塗装工事と違い保証がつく工事です。
部分的な雨漏り改修工事(部分補修)では保証は出ない事もありますが、全面的に防水工事をすると保証されます。
保証期間としては、5年〜10年程度が多いですね。

 

ですから材料メーカーも5年、10年と持つ防水層を作り雨漏りをさせない工法を確立しているのです。

 

実は、この工法が載っているカタログを取り寄せる事で全てが分かるので
是非カタログを貰って頂きたいのです。

 

 

見積もり時に、カタログを見ながら工事の概要を説明してもらい、そのカタログも貰っておきましょう、業者も快くカタログを渡してくれると思います。

 

(例:某メーカーの防水工事のカタログの中身)

 

値段の事に触れるのは最後で良いのです。
施工法がしっかり決まった段階で値段交渉に入りましょう。

 

何社か見積もりを取るでしょうから、
その中できちんと説明をしてくれる業者、カタログを渡してくれる業者を選び、その中から値段の安いところに決めたらよいのです。

 

 

<手抜きをされない対策2>

・数社から見積もりを取り、説明してもらった結果納得できる業者の中から安い業者を選べばいい

 

安い業者が見つかったら、契約書を交わしましょう。
どの部分を施工するのか、何uで、どの工法で工事を施工するのかが書かれた契約書がいいですね。

 

 

契約書では普通「実印」が押されますので、業者の実印が押されているかを確認して契約を結んでください。

 

 

さて、どの場所を何u防水工事をしてもらうかが決まり、材料や工法がきまりましたら、これからは、その通りに工事をしてもらう事が重要です。

 

 

・施工法通りに工事が行われているかを確かめましょう

 

 

例)あるメーカーの塗膜防水のある工法

 

 

 

上記の工法は8工程ある
あるメーカーのある防水工法の施工手順の表は、8工程あります。
その中身は以下の通りです。

 

<平場>
工程1
プライマー 0.2Kg/u

 

 

工程2
接着剤   0.8Kg/u

 

 

工程3
断熱材   面積通り

 

 

工程4
ガラスメッシュシート  面積通り

 

工程5
防水材   2.0Kg/u

 

 

工程6
防水材   1.5Kg/u

 

 

工程7
トップコート 0.2Kg/u

 

 

工程8
トップコート 0.2Kg/u

 

 

カタログからは、工程と材料の使用量が分かります。
0.2Kg/uと書かれているものは、1uあたり0.2Kg使用するという事です。

 

工程としては
まず、下地の清掃、水洗いを済ませてから
1.プライマーを塗って上に重ねていく防水層をより密着させるようにします。
次に2.接着剤を塗布し
3.断熱材を貼り
4.ガラスメッシュシートを貼り付け、
5・6.防水材を2回塗り、その上に
7・8トップコートも2回塗る工法で、8工程あります。

 

 

例として、あるメーカーのある工法を見てもらいましたが、工法と、どんな材料が使われるか、そして使用量まで、しっかりとカタログに載っているのが分かったと思います。

 

 

契約書を交わす前に、カタログを貰い、どの工法にするのか決めるという意味がこれで、お分かりいただけたと思います。

 

 

職人の下手、上手いがありますが、それは手抜きではありませんのでご了承ください。一般的に手間賃が安い職人よりは、手間賃が高い職人の方が腕が良い傾向にあります。
絶対という事はありませんが、基本的に職人の世界は、腕の良い職人にはたくさん仕事が集まってきますので、自然とそのような仕組みが出来上がりますね。

 

 

このように手順や材料の使用量さえ分かれば、実際の工事ではどのくらい材料が必要なのか分かります

 

<実際の材料の使用量は?>

上記の工法の場合で、u数が250uだと仮定して、実際に平場部分に使う材料の数量を出してみましょう。

 

プライマー
250u×0.2Kg/u = 50Kg

 

接着剤
250u×0.8Kg/u = 200Kg

 

断熱材
250u

 

ガラスメッシュシート
250u

 

防水材
250u×(2.0Kg/u+1.5Kg/u) = 875Kg

 

トップコート
250u×(0.2Kg/u+0.2Kg/u) = 100Kg

 

 

それぞれの材料の重量が求められました。
ただ、Kgやu数で表しても分かりづらいので、荷姿で求めてみる事にしましょう。

 

必要な缶数やシートの本数は使用料を荷姿で割ってあげる事で、この材料は何缶、この材料は何本と、具体的な数値で確認することができます。

 

 

あくまで仮定ですが、

 

<それぞれの材料の荷姿>
プライマー 20kg/缶
接着剤   20Kg/缶
断熱材   5u/枚
ガラスメッシュシート 5u/巻
防水材   20Kg/缶
トップコート 20Kg/缶

 

と、仮定すると・・・

 

 

プライマー
1uに0.2Kg必要ですから、
250u×0.2Kg=50Kg

 

50Kg÷20kg/缶 = 2.5缶⇒ 3缶 ←必要な数量

 

 

接着剤
1uに0.8Kg必要ですから、
250u×0.8Kg/u = 200Kg

 

200Kg÷20kg/缶 = 10缶 ←必要な数量

 

 

断熱材
1uに1u必要ですから、
250u×1u = 250u

 

250u÷5u/枚 = 50枚 ←必要な数量

 

 

ガラスメッシュシート
1uに1u必要ですから、
250u×1u = 250u

 

250u÷5u/巻 = 50巻 ←必要な数量

 

 

 

防水材
1回目
1uに2.0Kg必要ですから、
250u×2.0Kg/u = 500Kg

 

2回目
1uに1.5Kg必要ですから、
250u×1.5Kg/u = 375Kg

 

 

1回目と2日目を足すと
500Kg+375Kg = 875Kg

 

875Kg÷20kg/缶 = 43.75 ⇒44缶 ←必要な数量

 

 

トップコート
1回目
1uに0.2Kg必要ですから、
250u×0.2Kg/u = 50Kg

 

2回目
1uに0.2Kg必要ですから、
250u×0.2Kg/u = 50Kg

 

 

1回目と2日目を足すと
50Kg+50Kg = 100Kg

 

100Kg÷20kg/缶 = 5缶 ←必要な数量

 

 

と、いう具合に簡単な計算で工事に必要な材料の量を求める事ができるのです。
(小数点以下は、四捨五入ではなく必ず繰り上げになります)

 

 

<数量まとめ>
プライマー 3缶
接着剤  10缶
断熱材  50枚
ガラスメッシュシート  50巻
防水材  44缶
トップコート 5缶

 

と、いうように分かりやすく使用する材料の量を出すことができました。
カタログを頂いたら、是非計算してみてください。

 

 

<手抜きをされない対策3>

 

工事に必要な材料の量と、工程が分かったなら、それを実行してもらわないといけません。

 

 

施工計画書をもらうのが良いのですが、別途高額料金を取られるようなら、無理に頼まなくても自分で写真を撮らせてもらいましょう。

 

写真を撮るポイント
  • 材料の搬入時に材料の写真を撮る
  • 材料使用済みの空き缶や梱包を撮る
  • 工程については、1つの工程ごとに写真を撮る

 

 

 

 

工程ごとに業者に確認をしていく

工事に必要な、材料の量は、上記のようにカタログを貰っておくと、自分で計算する事ができます。
ですから自分で、見積書とカタログ、そして自分で計算した材料計算書を1つのファイルにしておきましょう。

 

そして、工事工程表を業者に作ってもらい、工事の予定を把握したら、工程ごとに業者に確認する事が大事です。

 

今日は、〇〇と言う工程をやるのですね?
今日の、〇〇と言う工程は終わりましたか?

 

材料は、いつ入りますか?
空き缶を撮らせてもらっても良いですか?

 

など、節目、節目で確認と写真撮影をする事です。
別に威圧的に接する必要はありません、普段のまま接しても、業者には手が抜けない相手だと認識してもらえます。

 

 

 

以上で、手抜きをされない方法を終わります。
カタログを貰うだけでも、かなり勉強になりますので、是非もらって下さい。

 

そして、上記手抜きをされない方法をご参考にされて、しっかりと工事をしてもらいましょう。

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