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ゴムシート防水とは?

ゴムシート防水はシート防水の中でも合成ゴム状のシートを防水したい部分に接着剤で貼りつける工法です。
素材としては合成ゴム系、厚みは1.2o〜2.5o、まずまずの強度を誇る防水材です。

 

シートを強力な接着剤や粘着力のあるテープでゴムシートを隙間なく貼りつけていきます。

 

合成ゴムを原料に作られているので伸縮性があり、太陽光・風雨・温度変化などに対して劣化しにくいという屋上で使うには相性によい特性を持っています。

 

しかし、防水シートの柔軟性で鋭い衝撃に切れてしまったり、ゴムシートの重なり部分のジョイントが剥がれやすい点があり、雨漏りの原因にもなってしまいます。

 

工事自体はシートを敷いていくだけなので短期間で防水工事の中でも安く費用が済む施工です。

 

屋上防水の改修時でも既存の防水に影響される事なく上から被せて防水を施工する事ができます。

ゴムシート防水のメリット

防水シートを上から被せていく施工なので、下地の状態や種類に左右されずに防水が出来るというメリットがあります。

 

ゴムシート防水と聞くと熱に弱いのかと思われがちですが、紫外線、温度変化、とくに高温の場所でもゴムが縮んだり、溶けたりすることがなく変化しづらいので屋上の防水にはおすすめです。

 

とくに防水層が傷み、大至急防水工事が必要な場合は防水シートを接着剤や接着テープで貼りつけていく工法ですから早く工期が終わるので向いています。塗膜防水のように塗膜が乾いて固まるのを待つことがありません。

 

屋上ばかり例に出しましたが木造建築にも防水シート工法が使われ防水シートを張り付けてから防護層のトップコートを塗布すれは軽歩行もできます。

 

トップコートも進化しており、断熱性のあるトップコートを使用すれば、夏は涼しく冬は外の冷気を伝えずらい環境を作る事もできます。

ゴムシート防水のデメリット

ゴムシート防水はシートを強力な接着剤で貼り付け、シートの重なり部分であるジョイントには接着テープで留めていく工法なので防水工事をする施工場所が平らであることが望まれます。

 

凸凹の多い場所や複雑な形状のところは不得意で、配管土台や凹凸ではシートを切り形状に貼っていくため、シートに穴があいている状態です。

 

いくら強力な接着剤や増貼りをしても防水という観点からしてみたら弱点になります。どうしても年数が経てば剥がれやすいのです。
ジョイント部分も同じで、重なり合っているところも年数が経てば口が開き、雨水が入る原因になります。

 

ゴムシート防水のデメリットは、ここにつきると思います。1度水が浸入してしまいますと密着工法でなければシートの下全体に水が浸入してしまいますし、密着させる工法でも水に浸されるとその後、接着剤が効きずらいのです。

 

ですので、シートを接着材、接着テープで付けていくので、接着剤、接着テープの寿命がゴムシート防水の寿命になってしまいます。

 

まれな例ですが、ゴムシートを鳥が突き穴を開けてしまう鳥害で穴が開き雨漏りの原因にもなります、衝撃に弱いのもデメリットと言えるでしょう。

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